2020/12/15 08:59


昭和五十九年、瓦町裏の問屋街、
琴平電鉄の線路脇に居酒屋「吾割安」を創業した平井料理。
この晩秋、これまで三十余年、
お店の厨房でひら井の仲間たちが、毎日包んできた「餃子」。
どこにでもある、お酒好きのおじさまも、女子会のご婦人も、
家族で来られたお子さんも、
みんなが「美味しい」と言ってくれた「餃子」。
世相が変わってしまった令和二年晩秋、
それでも、美味しいものは美味しい。
嬉しいものは嬉しいと願って、
自分たちのできることはなんだろうと心に問いかけて。
子供の頃、お小遣いを握りしめ、友達と走った近所のパン屋さん。
オトナになって、家族の待つ家に、
不意に持って帰って焼く、食卓を彩るひと品になるようなー
どこにでもある、けど、どこよりも美味しい
そんな「餃子」がそこにあれと、
ひらい餃子の製造所は今日も願いながら、
そこにある一粒の餃子を包んでいます。